発熱
発熱

4月から保育園に入り始めた0歳8ヶ月の赤ちゃん。
月曜日になると38度の発熱で保育園から呼び出し。毎週毎週、月曜と火曜は登園できない。
「これってうちの子の免疫がおかしいんでしょうか?」
まだ0歳なのに発熱。最初はとても心配になりますよね。
でも、熱が出ても基本は元気。これって本当に大丈夫なんでしょうか?
発熱頻度の目安は
とされています。
入園直後の保育園には、免疫がまだ育ち途中の子どもたちが集まります。
さまざまなウイルスが入れ替わり立ち替わり流行するため、入園後3〜6ヶ月は“ずっと風邪をひいているように見える”ことも珍しくありません。
月に1回発熱するなら年間12回。その12回が4月・5月に集中していても不思議ではありません。
参考文献
発熱が多い=免疫が弱い、ではありません。
むしろこの時期は免疫力も発達途中です。
次のような場合は、一般的な風邪の範囲を超えていない可能性が高いです。
以下の場合は一度ご相談ください。
受診の際、私たちは次の点を確認しています。
毎週熱が出ていても、その都度きちんと診察し「普通の風邪」と確認できていれば、過度に心配する必要はありません。
ここまで読んで「様子を見て良いかもしれない」と思えても、それでも心配なときは、遠慮なく受診してください。
診察で「大丈夫」と確認できること自体が、子育ての安心につながります。
何度か同じ経験を重ねるうちに、ご家庭なりの“様子を見られる力”が育っていきます。
その過程を一緒に歩むのも、私たちの役割だと思っています。
毎週呼び出されること。
仕事の調整。
周囲への気遣い。
お子さんもつらいですが、保護者には我が子への心配と自分の調整と、お世話による寝不足と、、、いろんな辛さが押し寄せます。
発熱の頻度が多い=育て方が悪い、お子さんがおかしいではありません。
免疫は経験の中で育っていきます。
この時期は、異常なのではなく、成長の途中です。
発熱が多いだけでは、免疫不全を疑う根拠にはなりません。
次のような場合はご相談ください。
(Jeffrey Modell Foundation 警告徴候より)

昨日、熱で早退した保育園。
ぐずって寝つきが悪かった夜もようやく乗り越え、朝には解熱。すっかり元気。
いつもの笑顔にほっとして、「今日は行けそう」と登園。
でも、お昼寝明けにまた保育園から発熱の電話…。
よく考えたら、昨日も一昨日も同じ状況。
これって何かおかしいのでしょうか?
人間の体温は、体内時計(概日リズム)の影響で、
明け方が最も低く、夕方〜夜にかけて高くなりやすいという性質があります。(通常0.5〜1℃の変動)。
さらに、子どもはこの変動がやや大きめです。
風邪などのウイルス感染では、炎症反応にこの体温リズムが重なって、
朝は解熱 → 夕方に再び38℃前後というパターンがよく見られます。
そのため、迎えに行った時には意外と元気に遊んでいる、ということも珍しくありません。
一般的なウイルス感染では、
することが多いです。
受診の際、私たちは次の点を確認しています。
熱が上下していても、診察で「典型的なウイルス感染」と判断できれば、過度に心配する必要はありません
ここまで読んで「様子を見て良いかもしれない」と思えても、それでも心配なときは、遠慮なく受診してください。
診察で「大丈夫」と確認できること自体が、子育ての安心につながります。
何度か同じ経験を重ねるうちに、ご家庭なりの“様子を見られる力”が育っていきます。
その過程を一緒に歩むのも、私たちの役割だと思っています。
毎日呼び出されること。
「今日こそ最後まで働ける」と思った矢先の電話。
周囲にはまた?と思われていそうで、肩身が狭い。
仕事の調整、寝不足、自分の疲れ。
お子さんの発熱よりも、保護者の負担が大きくなっていることも少なくありません。
夕方だけの発熱は、体のリズムとウイルス感染が重なって起こることが多い現象です。
「異常」ではなく、経過の一部であることも多いのです。
夕方だけの発熱が繰り返されても、元気で食事・水分が取れていれば、慌てる必要はないことがほとんどです。
医学的には熱は3つに分類されています。
①稽留熱はずっと熱が出っぱなしなので、誰でも心配になりますよね。
②弛張熱と③間歇熱は元気なタイミングがあるので判断に迷うことも多いです。
それぞれ、熱の出方によって特徴がある感染症もあります。熱型表という熱のグラフを書くと診断に近づくこともあるので、記録用紙をご希望の方は教えてくださいね。

初めての発熱。
哺乳もできているし、咳や鼻水もそれほど強くない。
心配しながら様子を見ていたら、体が熱々。
体温計を見ると―― 40.0℃。
こんな数字、見たことがない。
こんなに小さな体で40℃って、このままどんどん上がり続けてしまうんじゃないか。
本当に怖くなりますよね。
ウイルスが体に入ると、脳が「今は体温を上げて戦おう」と体温設定を変化させます。
子どもは、
という特徴があります。
そのため、短時間で40℃前後まで上がることがあります。
これは体がウイルスと戦うための反応であり、
40℃=重症という意味ではありません。
37.9℃でも重症なことはあります。
40.5℃でも軽いウイルス感染のこともあります。
私たちが診ているのは、
「体温が何℃か」ではなく
「お子さんがどんな様子か」です。
受診の際、私たちは次の点を確認しています。
高熱が出ていても、診察で「典型的なウイルス感染」と判断できれば、過度に心配する必要はありません。
ここまで読んで「様子を見て良いかもしれない」と思えても
それでも心配なときは、遠慮なく受診してください。
診察で「大丈夫」と確認できること自体が、子育ての安心につながります。
何度か同じ経験を重ねるうちに、ご家庭なりの“様子を見られる力”が育っていきます。
その過程を一緒に歩むのも、私たちの役割だと思っています。
体温は無限に上がり続けるわけではありません。
感染による発熱は、脳(体温中枢)が設定した“上限”で止まります。
脳が壊れるほど上がり続ける、ということは通常の感染症では起こりません。