夕方になると発熱する日が繰り返す 〜日中は元気なのに毎日夕方に熱がでる
一つの風邪の経過の中で熱が上がったり下がったりして、日中は元気で夕方に発熱するパターンはよくみられます。
お子さんには体温は午後にあがりやすい体内リズムがあります。
日中元気であれば大きな病気のことは多くありませんが、あまりに毎日続いているようであれば一度受診してください。
症状から探す
急に高い熱が出ると心配ですよね。しかし、熱の高さだけで脳や臓器に障害が出ることはありません。
体温の数値よりも、お子さんの元気さや水分が取れているかが大切です。
ぐったりしている場合や、呼吸が苦しそうなどの熱に伴う症状が辛そうな場合は受診して下さい。
一つの風邪の経過の中で熱が上がったり下がったりして、日中は元気で夕方に発熱するパターンはよくみられます。
お子さんには体温は午後にあがりやすい体内リズムがあります。
日中元気であれば大きな病気のことは多くありませんが、あまりに毎日続いているようであれば一度受診してください。
発熱を繰り返すと免疫がおかしいのでは?などと心配になるものでもありますが、保育園入園後すぐなどで色々な風邪が流行っていたりすると、次から次に罹患してしまい、熱を繰り返す、はよくある経過です。
元気な時間があれば多くは問題ありませんが、頻度や様子がご心配な場合は、一度ご相談ください。
月齢の低い赤ちゃんの発熱は慎重に対応する必要があります。
元気そうに見えても、念のため受診をおすすめします。
(早産児の場合は修正3ヶ月以内の発熱は注意しましょう)
咳が出ていても元気で食事や睡眠が取れていれば様子を見て良いことが多いです。
咳は体が異物を外に出そうとする反応でもあります。
長引く場合や具合が悪化する場合はご相談ください。
咳は風邪のあともしばらく続くことがあります。
2〜3週間程度続くことも珍しくありません。お子さんが元気で、だんだん痰が絡むようになり楽になっていく咳であれば様子を見て大丈夫です。
咳が長引く場合、だんだん苦しそうになってくる場合はご相談ください。
夜に強くなる咳は、風邪の治りかけの痰絡みの場合と、気道が敏感になっている場合の両方が考えられます。
睡眠に影響が出る場合は治療が必要なこともあります。
夜の様子を教えていただくと判断しやすくなります。
呼吸のときにヒューヒュー音がする場合、気道が狭くなっている可能性があります。
喘息や気管支炎のこともあります。
呼吸が苦しそうな場合は早めの受診をおすすめします。
鼻水に色がついてくると、膿のように見えて心配になります。ただし色がついても必ずしも悪化を意味するわけではありません。
鼻水の中の成分が時間の経過で変化して色がつくことも多く、自然に改善することもあります。鼻症状で元気がなくなってくる場合は受診してください。
鼻水は風邪のあともしばらく続くことがあります。治る前に次の風邪を繰り返し引いてしまい、気がついたらずっと鼻水が、ということも小児では珍しくありません。
2週間以上続き、本人の様子がだんだん悪化してくる場合は、副鼻腔炎やアレルギーの可能性も考えます。
鼻水は風邪のウイルスや、花粉などから体を守るために出ているものです。
無理にすべて取り除く必要はありませんが、大人が鼻をかむのと同じように吸引で楽になることもあります。
吸引を嫌がる場合、吸っても様子に変化がない場合は無理せず様子を見て大丈夫です。
鼻づまりが強いと睡眠に影響することがあります。
横になると悪化することもあります。
症状に応じて楽になる方法を考えていきます。
透明でサラサラした鼻水や、くしゃみが続く場合はアレルギーの可能性があります。
本人の所見だけでなく、季節や環境との関係も重要です。
必要に応じて検査や治療を検討します。
保育園では、感染を広げないために「検査をしてきてください」と言われることがあります。
ただし、すべてのケースで検査が必要とは限りません。
流行状況や全身状態をみながら、検査が必要かどうかを判断していきます。
急な高熱とぐったりが特徴で、咳や鼻などは遅れて出てきます。
多くは数日で改善しますが、まれに脳症などの合併に注意が必要です。
発症後5日間かつ解熱後(園児3日、小学生以上2日)は登園・登校できません。
発熱や喉の痛み、咳など風邪に似た症状が出ます。
軽症のことが多いですが、流行状況と全身状態を見ながら対応します。
発症後5日間、かつ症状軽快後1日は登園・登校できません。
初回の感染時は、風邪のような咳や鼻水ではじまり、徐々にゼイゼイした苦しい呼吸になることがあります。
細気管支という気管の深いところに感染し、回復までに経過が長いのが特徴です。小さいお子さんは重症化することもあります。
呼吸が苦しそうな場合、哺乳力が下がっている場合は受診してください。
回復後は登園可能です。
RSウイルスと似ており咳が長引いたり、ゼイゼイした苦しい呼吸になることがあります。
肺炎を起こすことがあり、回復までの経過が長いです。呼吸が苦しそうな場合は受診してください。
回復後は登園・登校可能です。
喉・目・腸などのさまざまな場所に感染します。
喉の痛みが強く、高熱が上がったり下がったりするのが特徴です。
目症状を伴うものは咽頭結膜熱(プール熱)と言われ、目症状が強い場合は流行性角結膜炎(流行目)と言われることがあります。
全ての症状がおさまってから2日は登園・登校できません。
発熱、喉の痛みを特徴とする感染症です。発疹を伴うこともあります。
抗菌薬を飲むことで改善します。
解熱し、抗菌薬開始後24時間を経過していれば登園・登校できます。
口の周りや喉、手足に特徴的な発疹が出る感染症です。発熱は軽いことが多く、元気であれば発疹が出ていても登園できます。
口の中の痛みで水分が取れない場合は受診してください。
発熱、喉の痛みが特徴の感染症です。喉に口内炎のような水ぶくれができて、痛みで飲み込みにくくなることがあります。
水分が取れない場合は受診してください。
解熱後、食事がとれるようになれば登園可能です。
肺炎を起こしやすく、乾いた咳が数週間続くことがあります。
強い咳が長引く場合は受診をお勧めします。
症状が回復したら登園・登校できます。
乳幼児ワクチンに含まれる感染症ですが、ワクチンの効果が下がってきた小学生以降に流行することがあります。
風邪のようにはじまり、咳が激しくなり長引くのが特徴です。特に小さいお子さんでは注意が必要です。強い咳が長引く場合は受診をお勧めします。
乳幼児ワクチンに含まれる感染症ですが、ワクチンの効果が下がってきた小学生以降に流行することがあります。
赤い発疹が全身に広がり、水膨れとなって増えていきます。頭皮にも出ることがあり、さまざまな段階の発疹が混在します。
ワクチン接種後の水ぼうそうは軽く済むことが多く、見分けが難しいことがあります。周囲で流行があり、発疹が出現した場合は受診してください。
全ての発疹がカサブタになるまで登園・登校できません。
高熱と発疹、咳や鼻水、目脂を伴う感染症です。
重症化することがあるため感染者が出るとしばしばニュースになります。
周囲で流行していて麻疹が疑われる場合は特に注意が必要です。必ず事前に連絡の上、来院してください。
熱があるときや眠りが浅いときに体がピクっと動くことがあります。
これはミオクローヌスという反応で、けいれんではなく問題のないことが多いです。
気になる場合は、可能なら動画を撮ってご相談ください。
子どものけいれんは、多くが熱に伴うもので、短時間で自然におさまることが多いです。
まずは安全な場所で様子を見て、可能であれば動画をとってください。
5分を超えてくる場合、おさまっても意識が朦朧としている場合、繰り返す場合は救急受診を検討してください。
けいれんのように見えても、実際には異なる動きのこともあります。
動画の様子や、動きを真似していただくと診断の助けになります。
気になる場合は一度ご相談ください。
気持ち悪そうに急に始まる嘔吐はウイルス性胃腸炎で多く起こります。
嘔吐時は無理に飲ませず、吐き気が治ってから少量ずつ水分を取ることが大切です。
ぐったりしている場合、水分を飲んでもほとんど吐いてしまう場合は早めに受診してください。
赤ちゃんには吐きやすい時期があります。
一度にたくさん吐いてしまっても、元気で機嫌が良ければ問題ないことが多いです。
繰り返す場合や元気がない場合、体重が増えないなどの場合は受診をおすすめします。
赤ちゃんはもともと便がゆるく、判断に迷うことがあります。
機嫌や体重の増え方が大切なポイントです。
長引く場合、お尻がかぶれてしまった場合、離乳食の進め方に悩む場合はご相談ください。
下痢は数日続くこともありますが、水分がとれていれば多くは自然に改善することが多いです。
全身状態や経過によって判断が変わるため、迷う場合はご相談ください。
便秘は子どもによくみられる症状です。
排便習慣や生活リズムも関係します。コロコロうんち、お尻が切れる、泣きながら排便するなどが続く場合は一度相談に来てください。
生活の工夫やお薬も含めて、無理なく続けられる方法を一緒に考えていきます。
皮膚の乾燥は多くの皮膚トラブルのきっかけになります。
ただし、しつこいカサつきは乾燥だけでなく、湿疹が続いていることもあります。
カサカサ乾燥が長引く場合は状況を見ながら対応を考えていきます。
頭皮は皮脂腺が多く毛髪もあり、皮膚の中では乾燥しにくい部分です。
そのため、お子さんの頭皮のカサつきは、乾燥だけではなく軽い湿疹が関係していることもあります。
見た目だけでは判断しにくいため、気になる場合はご相談ください。
かゆみがある発疹は、お子さんにとって辛い症状です。
乾燥や湿疹、アトピー、虫刺されなど原因がかなり広範囲です。
まずはかゆみを整えながら状態に合わせて対応していきます。
かゆみのない発疹が出る場合、ウイルス感染に伴うことが多くみられます。
感染性のものであると登園・登校の悩みの種になりますが、全身状態が良ければ登園・登校できる場合も少なくありません。
全身状態や発疹の出方によって判断が変わるので、迷う場合はご相談ください。
乳児湿疹は一つの決まった病気ではなく、乳児期に見られる良性の皮膚の変化の総称です。
生後1〜2ヶ月頃の赤ちゃんの顔に赤みやぶつぶつが出てくるのがよくあるパターンです。
乳児期は皮膚がまだ未熟で月齢や季節によってさまざまに変化し、対応は一つではありません。
洗い方や保湿剤、外用薬の使い分けなど状態に合わせて整えていきます。